どうも、森のお坊さんでお馴染みのMAKOです。(@Jewelry__angel )
本日は親鸞聖人の御生誕をご縁とした宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)の法要をおつとめしました。
本願寺では新暦で5月21日に法要があるのですが、ここでは4月21日に行います。※ちなみに旧暦だと4月1日。
昔からですのでおそらく田植えの時期が関係して1か月早く法要をするようになったのではないかと推測しております。
そしてこの川平町の降誕会は他のお寺さんと違って、地区の真宗並びにそれ以外の宗教の方が自主活動として、即ち地区の行事として行っているのです。
そう、お寺が主導ではないのです。
もちろん、お経をあげたり、法話をしたりはしますが、お供えなどは地区の人が用意して、お下がりをみんなで分け合います。
因みに白、黄色、赤、緑と言ったカラフルなお餅を供えるのも特徴です。
だからこの行事は普段、報恩講や永代経に参らない方も参ってくれる貴重な行事なのです。
そして川平町に浄土真宗のお寺は2件あり毎年交代で行っていて、ゆえに2年に1回正福寺では行います。
今年は色鉛筆を使ったワークショップと法話を融合させたスタイルで坊守さんが進めました。
80年振りくらいに色塗りして新鮮だったという方もおられました(笑)
お釈迦様の生誕をお祝いする花まつりを行う地区もありますが、川平町は親鸞聖人の御生誕をお祝いする方が昔からの伝統でありますので、聖人がお生まれになったおかげで南無阿弥陀仏のご縁を頂くことが出来たということを大いに祝福して、今後ともいい形で続けて行ければと思います(*´▽`*)
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