いのちということ。

MAKOさんの随想
MAKO
MAKO

どうも、森のお坊さんでお馴染みのMAKOです。(@Jewelry__angel )

今回はちょっと浄土真宗のお坊さんらしく【いのち】についての問いかけをしてみたいと思います。

最初に以下↓の写真を見てください。

ヘビがカエルを食べているところです。偶然居合わせてしまいカメラにおさめました。

その時MAKOさんはどうしたかって?

見ていました。

ただ、だまって見ていました。

皆さんだったらどうしますでしょうか?

まだカエルの足がピクピク動いていました。

カエルを助けようと思えば助けることはできたかもしれません。

でも助けてやりませんでした。可哀想だとは凄く思いましたが助けませんでした。

何故ならカエルは助かってもヘビはお腹をすかせて死んでしまうからです。

だから助けたいと思っても自然の摂理に従うしかないと思います。

いのちには優劣はありません。でも誰かが誰かのいのちを犠牲にしないと生きていくことができません。

哀しいことですが生きるとはそういうことなのです。

そして真に考えるはこの後。

私たちもまた多くのいのちの犠牲の元に成り立っています。

だから感謝して食事をしなければいけない。これは当然です。

でも今回考えたいのはもっと深いところ。

それは多くの人は自分の手を汚さないで食事をしているということです。

即ち他の誰かに鳥や豚や牛や魚などを殺させ、その切り身をただ食べているのです。(それが仕事の人は除きますが)

本来よっぽどずるくて罪深いことだと思うんですよね。

以前、生きた海老を頂いたことがありました。

その時に調理法として頭と殻を取って刺身にして食べなさいと説明に書いてありました。

生きていた海老の頭を取って殺すことがどうしても出来ませんでした。

その時に上記に記したとおり、それらを他人にやらせ、のうのうと食事をしている自分はつくづく卑怯かつ、罪深いと思ってしまいました。

昔は動物を撃っていたマタギの人たちが救いを求めて仏法に頼っていたそうですが、マタギの人に獲物を撃たせてそれを食べていた人たちの方がよっぽど救いを求めなければならないでしょう。

でも自らが触れていないと残念ながらそこには気付かないのです。

そう考え、数多のいのちを犠牲にしていると思うと私は地獄に行くのは当前だと思います。

だからこそ、それは、そんな罪深い私が仏法を求めていく一つの理由なのだと思います。

だってお釈迦様は地獄はこの世のどの言葉を使っても例えることができない程の所だって言ってますから。

超怖いですよ💦

この写真を見て少しでも生死に思いを馳せてくれれば、このカエルの死もヘビの生も意義深くあることが出来る思います。

そして以前、星新一さんの話で神様が地球上の全ての生き物の願いの中で最も多かった願いを叶えると言う話がありました。人間が平和や冨を願ってテレビであーだ、こーだ言っている中、叶えられた願いは人間が全ていなくなると言うものでした。

他の生き物にとって人間さえいなければ平和に過ごせるという内容に納得しすぎるほど納得してしまいました。

そんな人間が生きていくってのはどういうことなのか、人類にとってコロナウイルスは今、最も排除すべきものかも知れませんが、もしかしたら地球にとっては人間というウイルスが最も排除するべきものなのかもしれません。

いのちというのは何なのか。

自ら考え、子どもと話し合い、、自分が今までどんな生き方をしてきたのか、これからどんな生き方をすべきなのか振り返り、真摯に考える。

今だからこその時間なんじゃないかなと思った、田植えシーズンの自然界の厳しい摂理を目の当たりにした御住職の随想でした。

合掌。

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コメント

  1. バネリッチ より:

    こんばんはー。
    とてもいい法話をいただきました。「うみかわにあみをひき、つりをして世をわたるものも、のやまにししをかり、いのちをつぐともがらも」同じいのちをひきついでいることに変わりはありません。ただ・・・やっぱりよくみるとグロイです。ヘビも蛙もダメなんですよ。食べるのは好きですけど・・・MAKOさんのお宅にお近づきの際はご配慮下さい(苦笑)
    今日は久しぶりに生徒が登校してきました。多忙を極めたので、ウチの親分が給食の食材のあまりで持ってきていた1kgの細切り筍を使って、筍づくしの料理をしたところ、こっぴどく怒られました。メンマも、味噌汁も、筍ご飯も美味くできたのにな。1kgの細切り筍でどれだけの青椒肉絲をつくるというのでしょう。死んでしまいます。まして、スーパーで売っているスジだらけの牛肉を好きこのんで食べるでしょうか。
    A5の仙台牛を使った美味しい中華が食べたいものです。ラーメン&中華が大好きな凡夫デス。江津市内で美味しいラーメン屋or中華料理屋があれば参考にしたいです。勿論ヘビ・蛙の中華料理、大歓迎です。        南無阿弥陀仏

    • MAKO MAKO より:

      >バネリッチさん
      ありがとうございます。
      自然界から色々学んでおります。
      東京にいたことは考えられませんでしたが、ここに来たらヘビもカエルも受け入れないと生活ができませんので(笑)
      1キロ細切りですか(笑)その量の青椒肉絲は無理です💦でもピーマンが入って無ければそこそこ食べられます(笑)
      そして残念ながら人口2万人程度でほぼお年寄りのこの市にはラーメン屋は3件しかありません💦
      どこもオーソドックスです。
      奇抜なトッピングのラーメンやつけ麺が食べたい所です( ;∀;)

  2. バネリッチ より:

    こんばんはー。ただいま帰ってまいりました。
    緊急事態宣言解除を受け、ウチの学校でも来週から本格的に学校が再開します!なんやかんやで、生徒あっての学校ですよ。これほどまでに生徒の存在が貴重だなと思ったのは、あの東日本大震災以来です。こういう気持ち、ずーっと持ち続けていたいものです。
    この間、訳の分からんメールに活を入れたばかりですが、10万円の給付を受けるための書類をそろえてくれとカミさんから執拗なメールをもらいました。仕事中だったのでちょっとイラッとしましたけどそろえました。あと1~2回来ていたら、スマホに変えて、メアドも変えようと考えていましたが(笑)稚拙なメールにこうイラッとくるようでは、まだまだなのかなと。
    昨日、学校を何とかしたいと思っている先生の話にしばらく聞き入っていました。法人の責任所在のことを熱く語っていたところに、突然理事長が入出。一言もしゃべらず、険悪な雰囲気に。私学ほど教育熱心な人とそうではない、私利私欲の人の差、デカイです。私はニュートラル依りですが、ちゃんとダメなものはダメとハッキリ言える大人にならなきゃなと思っています。     合掌

    • MAKO MAKO より:

      >バネリッチさん
      お疲れ様です。
      生徒会っての学校、ホントそうですね(*´▽`*)
      そして昨日木村花ちゃんが自死しました。
      とてもビックリしてとても悲しい気持ちでいます。
      同時に遺族に何と言ってあげれるかも考えてしまいますが、何も思いつきません。
      誹謗中傷による自死、本人は相当辛かったろうし、家族も苦しみで貼り裂けそうだと思います。
      また、誹謗中傷して追い込んだ加害者も今どんな気持ちでいるのか。
      その人たちにどんな法を話せばいいのか全く思い浮かびません。
      僧侶として何をやってきたのだろうと思ってしまいます。
      プロレス界の未来が..
      何故こんなことがおきなきゃいけないのか。
      やはり多くの人にお釈迦様の教えに出会って欲しいです(涙)

  3. バネリッチ(再) より:

    あ!大事なことを書くのを忘れた!
    以前住職が寺報に書いていたジャータカの「不思議な秤」を思い出しました。子育てをしている鷹と鳩を助けた坊さんの話でした。いのちの重さは動物も人間も同じなんですよね。だから毎食前・食後にことばをのべて「いただきます」と言って食す。以前も書きましたが、お西の毎食前・食後のことばは結構長いと聞きました。
    私はカミさんはじめ、ちゃんと「いただきます」を言っているかどうか、確認してから、食しています。きのう私がつくったカレー、美味しくなっているかな?                  合掌