【恐怖】沖縄の民話≪ゴリラ女房≫に震えろ

MAKOさんの随想
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どうも、森のお坊さんでお馴染みのMAKOです。(@Jewelry__angel )

みなさん、沖縄の民話で【ゴリラ女房】というのを知っていますか?

深夜の馬鹿力という月曜の深夜にやっている伊集院光氏がパーソナリティをつとめるラジオがあるのですがその中のフリートークで沖縄に行ったときに出会った老夫婦に知っている昔話を話して欲しいとお願いをしたらその【ゴリラ女房】だった、ということを話していました。

そして伊集院氏は昔話の内容を話してくれましたが、どうも信じがたい内容(笑)

と言う訳で調べてみたらホントに合った💦

そして内容もほぼほぼその通りだった💦

まあ、何とも衝撃的な昔話なのでブログ見てくれている皆にもおすそ分けしようと思います(笑)

うん、まあ、大抵昔話ってリアルな所で衝撃的な結末を迎えるものなんだけど、この話は衝撃的にも程があるので乞うご期待(笑)

これがゴリラ女房だ!

沖縄県の「読谷村民話資料集」の一編として刊行された『儀間の民話』に大正五年生まれの話者による「ゴリラ女房」という民話が収録されています。

ある所に、島々を探検してまわる五、六人の若者の集まりがありました。
彼らはある時、川伝いに山奥へと舟を進め、宝物を求めて人跡未踏の深山に上陸しました。
一人が陸に降り立つと、突然大きなゴリラが現れて、彼を捕まえました。
肝を潰した仲間たちは、友人のことも忘れて舟を出し、一目散に逃げ去ってしまいました。
取り残された若者は、ゴリラに押さえつけられ、噛み殺されないようになすがままの状態。ゴリラの言いなりとなって、山奥へと連れていかれました。
ゴリラが「キャーキャー」と合図を送ると、仲間のゴリラたちが次々と姿を現しました。どうやら、若者を捕えたゴリラはボスや大将にあたる存在だったようです。
臣下のゴリラたちは大将の指示に従って、木の葉を広場に敷き詰め、男の座る場所を用意しました。さらには木の実や果物などの食べ物を持って来ては食べさせ、男をもてなしている様子。当の男は言うことをきかなければ殺されると思っているため、怯えきってゴリラたちに従っていました。
そんな生活が一ヶ月、二ヶ月と続いて、男は家に帰ることもできないまま、一年間ゴリラと共に暮らしました。
月日が経つにつれ、動物といえども情が湧き、いつしか男はゴリラと関係を結び、やがて妊娠させてしまいました。そしてゴリラは彼の子供を出産しました。
こうして父親となった若者ですが、また山の中に閉じ込められて、生のものを齧る生活を続けていました。
いつまでもここでゴリラたちと、生のものを食べて生活するわけにはいかない。なんとかして逃げる方法を考えなければ。
男はそんなことばかり考えるようになっていました。
そこで、山から少しずつ木を切り出して川辺に運び、ひそかにいかだを作る計画を立てました。
ゴリラたちは男が何をしているか理解できず、ただいかだが組み立てられていくのを見ていました。
ようやくいかだも完成し、あとは好機を見定めて逃げるだけとなりました。
そしてある日、とうとう決心して逃げ出そうとしたときに、運悪く例の大きなゴリラに見つかってしまいました。
ゴリラは激怒して男に近づくと「自分(どぅー)や、うっちゃんなぎやーに、逃(ひ)んぎてぃ行ちゅんなー(自分をおいて、一人だけで逃げていくのか)」と詰め寄りました。
置き去りにされる怒りと悔しさにとらわれ、執念を燃やし我を忘れたゴリラ女房は、抱いていた我が子の両足を掴み、力任せに引き裂いてしまいました。

突っ込みどころは多々あるが結局恐怖しかない・・・

どうだい?

ドン引きだろ?

ええ、突っ込みどころは多々ありますよ。

ボスは雌だったのかい!とか、どうやって性行為するんだよ!とか、妊娠できるのかよ!とか、赤ん坊はゴリラよりなのか人間よりなのかサイヤ人よりなのかどっちなんだよ!とかゴリラ女房沖縄弁話すのかよ!とか。。。

でも、みんなが気になるのはやっぱりラストだよね。

 

我を忘れたゴリラ女房は、抱いていた我が子の両足を掴み、力任せに引き裂いてしまいました。

 

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

震えがとまらねーーー。。。

いくら置き去りにされる怒りと悔しさにとらわれたからといって我を忘れて抱いていた我が子の両足を掴んで力任せに引き裂くなんて絶対にダメだろう。。。

いや、ダメとかそういう問題でもないのか。。。

こえーよ。。恐怖しかない💦

どういうことなの?女の執念は愛情を遥かに凌駕するから気を付けろって話なの?

結局何を伝えたいんでしょう。

落ち以外は意味のないストーリーだと思うのですが、オチだけ見ると如何に可愛い我が子であっても愛する人に裏切られた時の沖縄の女は子どもの愛おしさを遥かに凌駕するくらいの怒りや執念を持ってるから気を付けて絶対に裏切ることが無いようにっていう浮気に対する戒め?

若しくは母ちゃん怒らす引き裂かれるから絶対に怒らせるなよ!という子どもへの戒め?

そういう解釈しか私には出来ないんだけど他に何かあります?

まあ、何にせよ民話のラストって大抵怖いけどこれは群を抜いて怖いラストでした。

共有して頂いてありがとうでした(笑)

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コメント

  1. バネリッチ より:

    おはようございます。なかなか休みをウチで過ごすことがない分、家でのんびりしていると「ゴリラ女房」はおっかないです(涙)。だから昨日は、たまったビール缶や段ボールなどの片付けを自主的に行いました!それだけ一筋に相方を愛しなさいと言うことなのだとおもいます。決して、しれっとラグビーを観に行くとか、プロレスを観に行くとかということはするなということでしょう。ああ、あの日に帰りたい(きみまろ調)。
    今日はみぞれ交じりですが、チビの部活動用品のメンテナンスをした後、温泉での1泊研修に行って来ます。
    来週はいよいよ卒業式です。1年間面倒を見てきた生徒とお別れです。号泣したあと里村選手にねぎらってもらいます(笑)。         合掌

    • MAKOMAKO より:

      >バネリッチさん
      お疲れ様です。
      ゴリラ女房に震えながら過ごす日々です(笑)
      ホント、女房を怒らすと怖いというのを再確認しました💦
      卒業ですね。ホントに3学期は早いです。さっきお正月だったような気がするくらいです。
      出会いと別れ、先生にとって寂しさでもあり喜びでもありますね。ぜひとも里村選手に労って貰って下ださい。そして今後仙女から卒業生が出ないことを切に願います。