色んな内情が暴露された現代でファンに殺したいと言わせたKENTAは凄い!

プロレスコラム
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史上最大のバッドエンドがもたらしたもの

史上最悪のバットエンドの発端は東京ドームのオカダVS内藤の一戦後👇

内藤「オカダー、東京ドームのメインイベントでの勝利、ものすごく気持ちいいな。また、東京ドームのメインイベントで勝負しようぜ」と、フラフラで退場していくオカダの背中に呼びかけた。2つのベルトを受け取り、得意の「目を見開いて見ろ」ポーズを決めると、「ブエノス・ノーチェス(こんばんは)、東京ドーム」と絶叫。「たくさんのお客様、世界中のお客様、逆転の内藤を堪能していただけましたでしょうか」と問いかけ、「この2本のベルトを持って、さあ、何をしようかな。皆さん、その答えはもちろん、トランキーロ、あっせんなよ。ただ一つ言っておきたいのは、俺は東京ドーム2連戦のことを忘れることはないでしょう。この2本のベルトとともに前に進もうと思います」と続けた。そして「さあ、あれをやりましょうか。東京ドームで初めての大合唱。皆さん、用意はよろしいですか。東京ドーム、ロス・インゴベルナブレス…」と言いかけたところで、KENTA(38)が突然、リングに乱入。ハイキックからの必殺のgo 2 sleepで内藤をKOしてしまった。失神状態の内藤を足でもてあそぶKENTAに大ブーイングが降り注ぐ。内藤はそのまま両肩を抱かれて退場。晴れの2冠会見も行われず、新日から「内藤選手のコメントはありません」とアナウンスされたのみ。2日間で7万71人を動員したプロレス界最大のお祭りのラストに待っていた、とんでもないバッドエンド。会場には観客からKENTAへのブーイングだけがこだましていた

これは凄いことだと思う。

バットエンドにしたことを褒める褒めないじゃなくてその熱量。

多分、私もその場にいたらそんなこと望まなかっただろうから。

みんながデ・ハ・ポンをやりたかったのにやらせなかった、そのことに対してお金払って見に来てる人は大いにムカついたことでしょう。

でもそのバッドエンドに対して「KENTA殺す」とかツイートしたり会社にクレーム入れる人がいるのはそれだけ本気でプロレスを見た証拠。

かつて極悪同盟でダンプさんがホントに殺されそうになったり、嫌がらせを受けたり、警備員にすら暴行を受けたりしたことを話してたけど、何も知らない昔と違って今となっては色んな内情が暴露された中にも関わらずファンを本気で感情的にさせるKENTAは凄いと思った。

そして私も思春期時代、ミスター高橋や荒井さんの本が出るまではFMWの冬木軍に対して似たような感情を抱いてた(笑)

だって、ハヤブサとかに超絶酷いことをして、リングで荒井社長におしっこをかけてたと本気で思ってたんだからそんな感情にもなるよ💦

でも、荒井社長の出した本でそれがハッキリと演出と書かれててメチャメチャにショックだった(苦笑)

もう、やってしまったものはやってしまったのだからこの熱量に載せてプロレスが今以上に盛り上がってくれることを期待したいね。

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