【感想】MAKOさんレビュー(本)川田利明・著~してはいけない逆説ビジネス学~・・・ラーメン屋だけは絶対やらない💦

MAKOさんレビュー
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MAKO
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どうも、森のお坊さんでお馴染みのMAKOです。(@Jewelry__angel )

さて、今回は書籍のレビューです。

今回は元全日本プロレス、現・麺ジャラスKの店長こと川田利明選手著【してはいけない逆説ビジネス学】です。

ネタバレになりますのでご承知の上お読みください<(_ _)>

【してはいけない逆説ビジネス学】の概要

まずは【してはいけない逆説ビジネス学】の概要です👇

開業3年以内に8割が潰れるラーメン屋を10年も続けてきたプロレスラーが伝える【してはいけない逆説ビジネス学】

脱サラをしてラーメン店を開こうとする人は後を絶たず、年間の出店数は3000店を超えるというデータがあります。それだけ競争が激しい世界で、新規オープンから3年以内潰れるお店は8割にも達すると言われています。
本書はさまざなま失敗を重ねながら、今年(2019年)で10年目を迎えた『麺ジャラスK』の店主であり、プロレスラーの川田利明さんが、現役時代に購入したベンツを売り払ってわかった〝俺だけの教訓〟を余すことなく披露。成功のための「してはいけない」逆説ビジネス学を辛口で伝えます。

「しょっぱなからこんなことを書くのもなんだけど、この本を読んで〝こんなに大変なら、やっぱりラーメン屋になるのはやめよう〟と思ってくれる人がいてくれたほうが、俺はいいと実は思っている。こんなに成功する確率が低いビジネスに、人生を賭けてチャレンジするなんて、本当に無謀なこと。チャレンジというより、これはもうギャンブルだからね」(著者より)

第1章 「デンジャラスK」が「麺ジャラスK」に“転職”した理由
第2章 ラーメン屋は四天王プロレスばりに過酷な世界だった!
第3章 そして、俺はベンツを3台、スープに溶かした……
第4章 個人経営店の難敵! ラベリング効果と大手チェーン店の奇策
第5章 それでもラーメン屋をやりたい人に教える『俺だけの王道』辛口10箇条!

無口はただのキャラづくり告白を書籍でされた・・・悲しい

本分に触れる前に先に。

プロレスファン、いや川田利明ファンには悲しい告白が本人が書いた本に載っていたので先に消化しちゃいましょう。

こちら👇

いや、うん、知ってる。

以前もトークバトルで自分で言ってたから。

でもな。。

ホント、全日本プロレス四天王時代の無口で不器用なプロレスラー川田利明が大好きだったので、いや、分かってたけど改めて書籍に自分で書かれると凄いショックなんだよな。。

なんか、ミスター高橋のせいでレスラー自身がぶっちゃけちゃう。

そりゃリングから離れれば素の自分を出していいんだろうけど、ファンのために墓場まで持ってこうとはやっぱり思わないだろうね。

別に器用にこなして、話もすればいいと思うけど、「演じてた」とかは書かなくていいじゃんと思う。

プロレスって半分は幻想の中で楽しむものだと思ってるから。。。

いと悲し。

結局、川田選手が飲食店始めるにあたっての準備が圧倒的に甘かったって話。

前半は何で料理屋をやろうかと思ったという話。

これは高校時代のレスリング部と全日本プロレスの合宿所時代に料理をしなきゃいけなかったから経験から必然的にセカンドキャリアは飲食ということだったらしい。

そして上記に述べたように不器用キャラを演じてたとか、全日本の練習は新日本より厳しくないということは絶対にないとか、新日本のギャラがうらやましかったとかそんなプロレスに関することも描いてくれています。

そういう話も面白かった。

結局商売を舐めてたって話。

全編読んで結局商売を始めるのに料理修行以外に何も勉強しなかったらホントヤバかったって話。

そもそもお店は何でもよかったらしい。

たまたま居ぬき物件がラーメン屋だったからラーメン屋やろうと(笑)

で、前がラーメン屋だったから使える設備残ってるだろうって思ったらしい。

したら全部撤去されてなかったというオチ(苦笑)

で、普通は開店するにあたって事業計画とかを細かく立ててて初期投資がどのくらい掛かかるからこのくらい必要とかを出すものだと思うんだけど、ほぼほぼそういうのやらなかったようで。。

本の中に俺には経営の知識やノウハウがなかったのであっちに支払いこっちに支払いしてたらあっという間に1000万が無くなったと書いてあった💦

うん、経営の知識やノウハウがないまま店を始めたのがどう考えても失敗。

普通、店を始めるのにこれだけのお金がかかり、それを回収するにはラーメン何杯売らなきゃいけなくて、そりゃリスクが多すぎるから辞めよう、という流れになるんだけど川田選手にはそれが無かった。

なので、それしないでオープンしたらこんなにお金かかってマジヤベーからやらない方がいいって話。

この本を読んだら飲食店て私たちが知らないだけでこんなに経費って掛かるんだってのがよく分かる。

なのでむしろ飲食店をやりたい人は飲食店の始め方を先に読むよりもこの書を先に読んでからハウツー本を読む方がいいかも。

まあ、夢を壊すことにもなるが(苦笑)

でも麺ジャラスKのラーメンはホント美味しい。

本書では意地はらないで傷が大きくなる前に辞めろと書かれています。

でも、川田選手は辞めないで意地だけで続けてるそうです。

しかしそのお客さんに最高のものを自分の手で提供したいという意地にファンはついて行ってると思う。

だってラーメンは本当に美味しい。

私も帰省した際に麺ジャラスKに行きましたがラーメンはホント美味しかった。

そして川田選手が作ってる。

で、確かに駅前ではないけど歩いてもそんなに遠いという感じもしなかった。

むしろ、川田選手に会えると思ったら近いくらい(*´▽`*)

是非是非帰省したらまた行きたいと思う。

実家から1時間半くらいかかるけど(笑)

最終結論は・・・

この本の最後の章、それでもラーメン屋をやりたい人に教える『俺だけの王道』辛口10箇条!の一番最後の10条は「脱サラ」をしてもラーメン屋だけは絶対にやるな!でした。

ええ、最後まで読んでみた結果がそういうアドバイスなのだから脱サラしてやるべきじゃないのでしょう。

ええ、絶対やらない(笑)

そんな気持ちになる。

でもラーメン屋が無いならないで困るからなぁ。

これは川田選手の一つのモデルケースでもちろん他のパターンもあるのでしょう。

でも、起業するという事はこういうことがあるんだと分かって面白かったです。

ざっとしかブログに書いてませんので、ちゃんと読んでみるとプロレスと起業と経営の話が書いてるので面白いですよ。お勧め👍

コメント

  1. バネリッチ より:

    あけましておめでとうございます。
    年末年始を健やかに過ごされていたことと拝察いたします。
    高校スポーツ、佳境に入っていますね。ご息女様の学校がラグビー島根代表校として活躍しておりましたね。宮城県はバレーを除き、ほとんど仙台育英が席巻する中、昨日私調布まで応援に行きました!そして見事勝利。この週末に準決、決勝があります。全校応援で行きたいもんですね。そして・・・その傍ら、しれっと新宿に行き仙女を観戦するという離れ業をやってのけました。里村選手とも久しぶりにお話しすることができ、有意義なひとときでした。橋本が朱里のハイキック一発で撃沈したのは、やはりチャンピオンとしてまだまだなのかなと。全然書き込みと関係ないッすね。私の好きなラーメンは京都へのおもいれが強く、やはり天一か王将かなと。
    見てのとおり年末年始は遊びほうけてました。MAKO住職、こんな私にでも親鸞聖人の教えは届いているのでしょうか!?(苦笑)今年も仏教をちゃんと勉強したいと思います。どうぞよろしくお願いします。                合掌

    • MAKOMAKO より:

      >バネリッチさん
      あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
      私は年末年始は何処へも行かずお寺と地球の平和を守っていました(笑)
      ラグビーはほとんど大阪の子が来てます。なので大阪代表の2軍みたいな感じなのでやっぱり関西や九州には勝てません。そしてそんなことなので地元も別に特段な応援もしてませんね(笑)
      おお!新宿FACE行かれましたか!私も初めて仙女を見たのが新宿FACEでそこでこの団体、そして橋本千紘と言う選手はめちゃめちゃ凄いなと思ったものでした。しかしあの頃からあまり成長していないのか、力強さの反面大事な所で負けてしまう弱さ・・・絶対王者に今一歩なり切れない何かがあるんでしょうね。そこを超えなければ勝敗で勝っていても里村はいつまでたっても越えられません。
      大丈夫です、私にもバネリッチさんにもしっかり教えは届いてます(笑)
      東北の冬は厳しいと思いますのでお互い体に気を付けましょう(*´▽`*)