【感想】MAKOさんレビュー(映画)〜ぼくらの7日間戦争・・・リメイクだと思って行ったら大やけどするぞ!

MAKOさんレビュー
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MAKO
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どうも、森のお坊さんでお馴染みのMAKOです。(@Jewelry__angel )

久しぶりの映画!!

忙しくて中々出雲まで行ってゆっくりする時間がとれなかったのですがようやく1日フリーの日が出来た💦

そしたら映画でしょう!

まあ、どうしても見たかったのが前回の記憶にございませんからあったわけじゃないので今回上映中の中からチョイス。

候補は決算忠臣蔵とラストクリスマスとぼくらの7日間戦争。

悩みましたがやっぱり青春の思い出をもう一度と思いアニメだったけどぼくらの7日間戦争をチョイス。

それがのちに後悔をする羽目になるのですが(苦笑)

※以下ネタバレを含みますのでお気を付けください。

リメイクだと思って行ったら大やけどした。全く違う話。

先に言ってしまいます。

特に公式サイトを見てたわけじゃないので「ぼくらの7日間戦争」と言ったらTMネットワークのSEVEN DAYS WAR。もはやそれを聞くために映画を見てたと言ってもいいあのぼくらの7日間戦争です。

なので宮沢りえが主演してやったあれをアニメにリメイクしてやるのだとばっかり思っていました。

しかーし、全く違う。何一つ関係ない。そして理由は後で書きますが私の歴代見た映画の中でベスト3に入るくらい超つまらなかった。

全くお勧めしない。

因みにこれも最初にネタバレしときますが最後の方に偶然というには腑に落ちないのですが何故か主人公とSNSで繋がってる中山ひとみ(宮沢りえ)が来てそこで申し訳程度にSEVEN DAYS WARのインストが流れます。

ホント、申し訳程度。まあインストで良かった。

内容が歌詞に値しないから多分ウツの声聞いたら逆に⤵ってなってたでしょう💦

戦争じゃないし、動機が弱すぎる。

兎にも角にもこれ。マジでコレ。

私が知っていたぼくらの7日間戦争は前髪が長いからと言う理由で先生が切ったり、スカートの丈の長さなど誰が見ても理不尽な校則や大人に反旗を翻し自分たちの意志を主張していく戦いでした。

今回は親の都合で転校するのが嫌だけどまあしゃーないなってヒロインが思ってたのを主人公が逃げちゃおっかで始まったもの。

もう、ヒロインがキャンプ気分。

すんごい個人的なことで全然感情移入できない。

夜逃げとかじゃなくて仕事という理由なんだから何も理不尽なことないのに、主人公がただヒロインが好きだからと言う理由で思いを伝えるわけでもなく、逃げるという絡的な行動が何も関係ない人を巻き込み、入国管理局やら日本政府を動かし、実写だったら少年院行の大事件を引き起こすのであったのです。。。

メンバーがぽっと出過ぎ感情移入できない

一緒に参加したメンバー同士は特に接点も無く、ヒロインが誘ったり友達が誘った面子。バックボーンも何もなく行き成り逃亡シーンになるのに各キャラに大して感情移入が全くできない。

そして不法労働してたタイ人の親の子どもが隠れ家にいて、その子を入国管理局が追って来るんだけど、それを高校生らがかくまってしまったために政府が動くという大ごとに。。

今問題になってる外国人労働者を不当に働かせる問題をぶっこんできた💦

正直なんだそりゃ?って思った。

確かに外国人労働者を不当に働かせるというのはあってはならない事だけど、不法侵入も法的にアウトなことなのでどっちもどっち。

入国管理局も正当な手順にそって動いてるだけなのになぁ。。

大人は嘘つきではないし

大人は嘘つきでもないし、権力を振りかざしても無い。

ここに出てきたのは政治家と外国人労働者の雇用主。

いや、極端すぎるだろ。。

この二つの職業はそういう人が多いのかもしれ無いけど、正直で真面目な優しい大人も沢山いる。

そんなんだったら大人にならなくていいとか叫んでたけど、なんか「大人」はって決めつけが凄い嫌だった。

大犯罪者。退学どころ少年院行き。

結局のところ別に戦争でも何でもなく、キャンプ気取りのお嬢様が他人を巻き込んで始めちゃったことが不法侵入者を庇ったばっかりに警察やらなんやら出動し、抵抗しながら捕まえる逃げるの大騒動。まあ規模がデカすぎるホームアローン。

結局、気球で逃げて駅について何となく無かったことに最後なってたけどとんでもない。

実際彼らが起こした犯罪は不法侵入、不法滞在幇助、不法占拠、傷害、器物破損、殺人未遂などです。

まあ大丈夫っしょ、じゃなく完全に少年院行き。

逃げた後を一切描かずにヒロインが普通に転校して終わった。

なんじゃそりゃ?って思いました(苦笑)

現代社会の問題を積めこみゃイイってもんじゃない

で、先に述べた外国人労働環境の問題に始まり、ヒロインの親父が政治家んだけどその秘書からTwitterで顔を晒され、あっという間に拡散して逃亡してる仲間の過去が明らかになってしまう。

陽キャ気取ってるのに実はイジメられてたとか、サブ垢作って友達を酷く言ってたりとか色々。

そして主人公が勇気出してヒロインに告白したんだけど、ヒロインは主人公じゃなくて友達の女の子を友達じゃなくてガチで好きだというまさかの同性愛告白。

いやいやいやいや。

外国人労働問題、不法侵入問題、いじめ問題、教育問題、SNSの怖さの問題、同性愛問題。

マジでぶっこみ過ぎだから💦

本当の自分を出すのはいいが冒険気分が一瞬で無くなった。。。

いや、すみません、そんな気分全く持ってませんでした。

そしてTwitterに顔写真入りでもろ拡散して、もう名前ググったら出てきてしまうという大罪を作った秘書は結局自分も本当の気持ちで動くとか言って秘書やめるし。

超無責任。

この子たちの将来どうするんだって。

晒すだけ晒してヒロインの権力パパよりネットを使いこなせるだけ質が悪い。

ホント最悪の奴でした。

同世代にはわかるのかもしれない

と言う訳で私はリメイクだと思って行ってしまったので全く面白くなかったです。

でもそれはもしかしたら大人の立場で見てしまうからかもしれない。

もしかしたら私が高校生や中学生だった時に見たら共感できることもあったかもしれない。

でも幸い私は周りの大人に恵まれてたのかもしれなく、特に不満を持ったことも無いし、むしろネイチャーレッドをやってるのは子どもの頃大人に良くしてもらって、大きくさせて貰ったんだから、大人になった今、今度は私が恩返しとして子どもたちを喜ばせてあげようと思ってやってる事なのです。

だから子供にとって都合の悪いことを「大人」は言われるのに凄く抵抗を感じました。

ですので、結論として思春期で色々と飛び出したい中高生はいい映画だと感じるかもしれないし、大人はそうじゃないかもしれない。

私は最初から最後までこの映画はつまらないなと分かった映画でした、という感想です(苦笑)

すっきりしないのでもう一個見たいなぁ。

あらすじ

ひとりで本を読むことが好きな鈴原守は、幼なじみの千代野綾に片思いしていた。綾は親の都合で1週間後に東京へ引っ越すことが決まっていたが、間近に迫る17歳の誕生日をこの街で迎えたかったという綾の本音を知った守は、綾や友人たちと古い工場に潜り込み、そこで綾の誕生日までの7日間を、大人たちから逃れながら過ごそうとする。しかし、そこで不法滞在者のタイ人の子どもと出会ったことから、守と綾と仲間たちは、思いがけない事態へと巻き込まれていく。

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